推しのライブ
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
それは、好きなアーティストのライブに行った時。
3度目のライブだっただろうか。
1度目、2度目も凄く感動した。とても楽しませてもらったし、とても素晴らしいライブだった。
ただ、その3度目のライブは今までのふたつと比べて自分の席がステージに近かった。
今までは少し遠くてステージの横にある大きなモニターに移る彼らを見ていたので、本当に彼らに会いに行ったような気がしていなかったのかもしれない。
3度目のそのライブの時は、とても近く、出てきた瞬間、本当に彼らのライブに来てしまったんだ。と衝撃を受けた。
その後ハイタッチ会や握手会にも参加したが彼らを間近で見る度に動揺して混乱してしまう。
推しという存在はやはりすごい。
余談だが、
私はライブに行くたびに感動すると同時に絶対私もこんなライブをやってやるという野望に滾って帰る。
誰かの活動は創作活動のモチベーションをとても沸騰させてくれる。
コロナが落ち着いたらまたライブに行きたい。