霖雨の森にて、

独り言を、

創作活動

私が初めて本気で絵を描いた時、それは仲のいい友達に今見ている美しい景色を見せてあげたいと強く感じた時だった。

 

私がいつもカラオケで歌を歌う時は、その歌の魅力を一緒にカラオケに来ている人に伝えたくて歌っていた。

 

私が写真を撮る時は、友達にこの綺麗な空を見せてあげたくて撮っていた。

 

私が創作活動と名のつくものをする原動力は、誰かにこの美しさ素晴らしさ自分が感動したそのものの良さを伝えたい時だ。

その心を忘れてはならないと常々思う。

 

インターネットは競い合う世界で、反応の数が明確にわかるからこそモチベーションに繋がることもあるが、根底にあるのはそんな反応よりも自分の感動が上手く伝えられているかなのかもしれない。

 

最近上手く写真が撮れないのは、美しいものをみて「美しい」と感じる余裕が無いからなのかもしれない。