カケルこと
今週のお題「かける」
- 『描ける』ようになったこと
- 『欠ける』所
- 私の人生で『賭ける』もの
この三本立てて行こうと思う
1.『描ける』ようになったこと
私は子供の時から絵を描くことが好きだった。
しかし、クオリティは酷いもので、周りの大人達はよくそれをバカにした。
私は傑作だと思う図画工作の作品も、何かしらの賞に選ばれたことは1度もなく、ただ「もっとここを頑張ろう」がたくさんつくだけだった。
好きだから、そのアドバイスを次に生かし小学生なりに健気に頑張っていたのだが、小学6年生になっても、まだ担任にバカにされるようなクオリティだった。
なんなら高校生になっても担任にバカにされていた。
人間、好きなことをバカにされるととても悔しく感じる。
私も同じように悔しく思い、また、私の描きたいものと実際に描いているもののクオリティの差に絶望し、その頃には好きなものから苦手なものに変わっていた。
描くことが辛く、怖い。
私は絵が下手なんだと認めざるを得ない。
周りの絵が上手い子達は手放しに先生に褒めてもらっている。
そんな劣等感を私は燃料にして、絵を描き続けた。
私が絵を描く理由は、自分の空想の世界が大好きで、それをみんなにみせたいからだ。
子供の時から同じ気持ちで描いているつもりだ。
そして最近、その成果が出たのかまだみれる位までのクオリティにすることが出来た。
私より上手い人など大勢いるし、今なんてAI絵師なんかができて私が描く必要なんてひとつも無い。
それでも私は自分の描きたい世界を描けるようになるために、今でも絵を描いている。
ずっと描いていたら少し描けるようになった話でした。
2.『欠ける』所
私には欠けている所がたくさんある。
1個目のように好きなお絵描きは下手だし、歌も好きだったが聞いてられるようなものでは無い。話すことが好きだが、ブログの通り文章はめちゃくちゃで、人が好きだが、コミュニケーションの取り方が分からない。
私は好きなことが全然できない。
逆にできることもある。
数学が得意、冷静に判断することが得意、継続して努力することが得意、ひとつの事にハマったら集中力がすごい。
人は好きなことが自分にとって欠けている部分だったとき、諦めるか克服しようとすると思う。
そして克服しようとする時は、元々自分が得意としていることを使って克服するのだろうと最近気がついた。
私は努力でお絵描きの楽しさをもう一度取り戻した。
歌も努力と集中力で、カラオケに何時間も篭もることである程度マシになってきたと思う。
得意とか苦手とか全部自分のことだから全て地続きで、意識と考え方でいくらでも変えられるなぁと思った。
3.私の人生で『賭ける』もの
私には夢がある。
いくつかある。
それは多くが中学生のときに決めたもので、今でも変わらず目指し続けている。
私はその夢に私の人生全てを『賭けている』。
先に話したふたつの事象も、この夢に対して地続きで、賭けているからこそ諦めず頑張れる。
諦める、という選択肢が私の中にはない。
この夢に生かされていると言っても過言ではない。
中学のあの時私は1度死んだようなものだった。
本当に死を考えた。
でもその時に作った『生きる理由』に人生を『賭ける』ことにした。
こうやって書くととてもチープでよくある話で、綺麗事に聞こえる。
心に決めた人間は強い。
私はそう思う。
余談
余談だが、TwitterのAPIが有料になるせいで、色んなスマホゲームの連携をTwitterでとっていた私はデータが消えてしまう……と恐れ慄いている。
これを読んでくれた方々へ、Twitterで連携しているアプリがあるのなら、ちゃんと引き継ぎコードをとったり別のもので連携し直したり、してくださいね。