戯言7.
私は普通の人間だ
それ以下でもそれ以上でもない
だからコーヒー飲んで気持ち悪くなるし、リンゴを食べれば喉が痒くなる
1日ひきこもってなんにもしたくない日もあるし、なんでも出来る日もある
全然完璧じゃない
でもなんにも出来ないわけじゃない
普通の人間だなァと思う
中学生の頃はよく、自分は人間以下だと感じることがあった
人より運動ができなかったり、人より時間の使い方が下手だったり
すぐ友達に嫌われたり、いつの間にか1人だったり
全部私がダメだからだと思っていた
最近は友達こそ出来ないが、作ろうとしないから出来ないだけで作る気になれば作れるという何ともよく分からない自信に満ち溢れている
これは高校の時に友達がいっぱいできたことで湧いたものだ
他にもいろいろできるようになった
だから昔ほど自分は人間以下だと感じる場面が減った
代わりに私は普通の人間だなと感じることが増えた
やっとスタートラインに立てた
これは結構誇りを持っている事だ
なんにも出来ない人から人並みになにか出来る人に進化したのだ
だが、私はそれだけにとどまらない
ならこのままもっと出来る人になりたいと思ってしまう
しょうもないが向上心に為す術がないのだ
しかし惰性なところもある
昨日もサボったし、先週もサボった
サボるとそのまま実力というのはなくなっていってしまう
テレビで見るすごい人たちは毎日毎日努力しているのだ
私にはそれがない
それがないなら何か一つでもそれをすればいい
毎日絵を描いたり
毎日絵を描くのに飽きるのなら週ごとで絵を描いたり音楽を作ったりなにかすればいい
いつもいつもそう思っている
でも自分の中だけで完結させると続かない
誰も見てないしさぼっていいかもと思ってしまう
ならみせればいいんだ
誰かと約束して
そうだな
そうしよう