霖雨の森にて、

独り言を、

社会人

 

 

人との接し方とは、経験によって培われるものだと思う

 

いくら国語の授業で敬語の使い方や種類を学んでいても、使ってこなければ使いこなすことは出来ない

 

私は最近自分の未熟さを感じる

 

 

高校の時からアルバイトをしていた私だが

接客業を経験し、すこし人と接する時の話し方や言葉遣いは板に付いてきたのかなと思っていた

しかしアルバイトの欠点としては、メッセージでのやり取りが基本的にないことなのだ

これは大学生になり気がついた

教授に分からないところを質問したくてメールボックスを開いたものの、どんな文面でどんな言葉遣いで送ればいいのかを悩んでしまった

 

私はアルバイトをしたことで、周りより少し社会に近いと勝手に考えていたが完全に井の中の蛙だった

 

同居している人は社会人になりたてなのだが、その人は私から見てすごくちゃんとしていると思う

このちゃんとしているを表す言葉が見つからないのだが、ちゃんとしていると思う

話を聞けば、学生時代の部活動ではいつも部長だったり、先輩とも仲が良かったり、大学でも部活内の重役を務めたりしていた

学生時代まともに重役に着いたことの無い私はそういう所で差がつくのだと気がついた

 

思い返せば部活の部長は割と仕事が多いように思う

部員をまとめ、仕切り、先生の指示も聞きと沢山のやることがある

やることが沢山あるということはそれだけ経験が増えるということだ

それを何度も学生時代の間に体験したら、立派な大人に仕上がるのも頷ける

 

しかし理論的に分かろうとも、本当に行動に移せるとは限らないだろう

 

もしこのブログを中学の時の私にみせ、こういうことだから重役に率先して着くといいと伝えても、なかなかそうもいかない

重役というのは、部活内で色々な面を評価されて初めてなれるものだと思う

ではその評価の得方というのは、今の私にすら分からない

きっとその同居人を見ていればわかるのかもしれないが、それにしても彼は出来すぎているように感じる

圧倒的にこの人なら信頼できると感じてしまう何かを持っている

まあ私の主観的なものを入ってくるのだが

 

そういえば、以前勤めていたバイトで生徒会長をしたことがあると仰っていた方がいた

その人は私より後に入ってきたのだが、1ヶ月ほどで信頼を獲得し、社員さんに私も任されたことないような仕事を色々任されていた

その人の方がずっと年上で社会経験もあるからというのを差し引いても、その輪に馴染み、信頼を獲得するまでのスピードが凄く早かった

 

 

私もそういう人に少しでも近づきたい

社会に出るのが不安で仕方ない