人を頼る、ということ
私はものによって、人を頼るのが苦手だ
人を頼るというのは様々な種類があると思う
- 分からないところを誰かに尋ねる
- できないことを誰かに任せる
- 誰かと共に何かを成し遂げる
- 自分の仕事を誰かに任せる
他にももっと思いつく人もいるだろう
自分の手の届かないところを信頼する誰かに任せるようなことを頼ることだと思っている
私は、きくことだけは得意だ
自分の納得いかないところ知らないことをどんどんきく
また自分が出来ること出来ないことを把握しているので、出来ないことを人に任せるのも得意だ
ただ、私が苦手とするのは自分が出来ることを誰かに頼ることだ
自分の能力としての限界は把握しているのだが、自分のキャパシティの限界を把握していない
明らかに仕事を抱えすぎてしまったり、上手く休むことが出来なかったり、人の仕事まで引き受けてしまったりするところがある
自分の趣味もしたいからとずっと働き詰めになっていたりすることもある
これは逆を返せば頑張れる人だということだと思うのだが、
同居人にこんなことを言われた
頼れる時は頼っていい
家事で大変ならいつでも言ってくれればやるから
私は家事を全てやろうとしていた
同居人が社会人で私がまだ学生だと言うのもあり、自分がしなければならないのではないかと考えていたところもあった
毎日クタクタになって帰ってくるのを見ていると私が家事をして負担を減らしてあげたいと感じる
しかし、実際は私にも学業があり、アルバイトも検討していて、その中で家事をするのだ
こなしてる人もいるだろうからそんなに珍しいものでもないのだろうが、まだ4月、そんな環境になれていない
一気に全てやろうとしなくてもいいと言われた
確かに家事というのは習慣化した途端少し楽になるのだろう
始めは気持ちが乗らなければあまりやりたくないが、習慣化すれば気乗りしようがしまいがやらなきゃ気が済まなくなる
そこまで慣れてから全てをやろうという気持ちになればいいのかもしれないと思った
人を頼る
これは大事だ
人間ひとりじゃ生きていけないと綺麗事のようによく言うが
本当にそう
一人で全てこなしているように見える人でも何かをどこかを頼っているのだと思う
自分は一人で生きている、と考える人は一度普段の生活を振り返るといい
どこかで誰かを頼っているから
頼ることは人との繋がり
その人を信頼しているということになるのだから
スーパーのお惣菜に毒が入っていないというのも信頼
外を歩いていて誰にも撃たれないというのも信頼
信頼は思ったよりすぐそばにあるような気がする
それに気づければ色んなことを頼れるようになるのかな
頼るって本当に大事
そんなに大きなロボットを1人で動かそうとしなくていいんだ