霖雨の森にて、

独り言を、

人を頼る、ということの

 

 

人を頼る、これはお互いの信頼あってのものだ

昨日、頼ってみようと言ったそばから、私はまた立ち止まっている

 

例えば、自分の荷物が重いからって近くにいるおばあさんに持ってもらうのかということになる

そう、結局頼る相手に余裕がなければ頼るに頼れない

おばあさんには筋力的にも余裕がなくきっと自分の持ち物を持つだけで精一杯だろう

そこにやれ私が重い荷物を持っていて大変だから持っていけなぞと言えばそれはいくら信頼関係が出来上がっていようがお構い無しに無礼にあたる

仕方なく抱え込むものは抱え込むしかない

それはまるで学期末の小学生の帰り道のように

大荷物なのは私だけではなく皆同じこと

大変で険しい道だが、誰も頼るあてがないのなら一人で歩いて帰るしかないのだ

 

 

それと同じことで頼れること頼れないこと

やらなきゃいけないけど自分にしかできないこと、誰かができること

ちゃんと分けていかなきゃいけない

何でもかんでも頼ろうとしてもダメだし

何でもかんでもやろうとしたら私がダメになる

そういうことを肝に銘じていかなければならない

 

死に急ぐことは無い

だけれど自分にしかできないことが沢山ある

学校に通うのは自分だし勉強するのも自分

アルバイトに行って稼ぐのも自分だし

なら家事や家の事、お金の管理、買い出し

二人で分担できることを少しずつ分担していけばいいのではないか

 

人と暮らすというのは難しいが

一人で暮らすのよりかは幾分かマシだと思う

 

その共に暮らす人のことが好きならば、になるが