霖雨の森にて、

独り言を、

秋と街

今週のお題「秋の歌」

 

この春に引越し家を出たのだが、家が田舎だったこともあり、秋なのに虫の鳴き声がしない今の家が変な感じがする。

夜、寒くて寝れない夜は虫の声を聞いているといつの間にか寝落ちているものだった。

今聞こえるのはバイクや車の走行音と別の部屋の生活音がたまに。その他はほぼ無音だ。

そう考えると田舎は夜は虫の音で騒がしく、一軒一軒が遠いので生活音もせず、人の気配がしない。それを居心地がいいと捉えるか寂しいと捉えるかで田舎で暮らせるかどうかが分かれそうだ。

私は居心地がいいと捉えるので、今の人の気配が常にしているこの街が少し息苦しい。

公園の周りにもたくさん家があり、窓がこちらを向いている。たくさんの人が歩いていたり話していたりする。人の生活がすぐそばにある。

あまり慣れない。